こぢんまり商店は、あやせのえんがわで不定期に開かれるちいさなお店です。足立区内外のおいしいモノや、共感でつながった作り手の雑貨などを販売しています。地域の品を、地域の人で。作り手、売り手、買い手の想いが循環する場です。

不動の人気「晴れの日も雨の日も」さんの焼き菓子

売り場に並ぶのは、ピカピカのお野菜であったり、ほっこり頬がゆるむ焼き菓子であったり、唯一無二のへちまタワシであったり、地球の裏側の森から届いたコーヒー豆であったり…
お店で選んで、家に持ち帰って、食べたり使ったりするたびに、作り手に思いをはせてにっこりしてしまうような品物ばかりです。

お母さんがお買い物中、お子さんが畳の小上がりで遊んでいたり、居合わせたお客さま同士の会話が生まれたり。のんびりムードな昼下がりには、足立で何かを仕掛ける人々が集い、秘密基地的な場となっていることも。

森川

元ケアマネ、こぢんまり商店 店主の ちょっと真面目なメッセージはこちらです!

私は現場の介護職として長い時間、地域を見つめてきました。介護と地域はけして分断されておらず、「暮らし」でつながっています。2016年には厚生労働省から「地域共生社会」というテーマが提案されました。制度などの垣根を越えて、「助けられる人」「助ける人」という枠を外し、人と人、人と資源が世代や分野を超えつながることで、暮らしと生きがいを地域の中で作るという考え方です。

こぢんまり商店は、まさにその地域共生社会への小さなアクションであり、ローカリゼーションの草の根レベルの活動です。 足立区の素敵な作り手や、各地の尊敬できる人々から分けてもらった品々をストーリーにのせて販売しています。お客さんも時間があれば、畳ベンチに腰をかけて世間話をしていきます。

この懐かしくて新しい商店は、生産者と消費者の枠を超えて、作る人と買う人、お店に集まる人同士のつながりで、さまざまな顔に変化していきます。
開催はSNSでお知らせします。ぜひ覗いてみてくださいね!